*********私の駄文*********

はじめに

医師会館へ”めくり”に出向いた或る日、都医の編集にも携わっている当医師会の葉田野会長が、私の顔を見てニコニコ・・・で、「何でも言いから都医雑誌に書いてくれない? (^_^;;)
この笑顔にあっちゃあ、断れない。ということで、下記の駄文を寄せました。

で、8月29日、都医雑誌に載った沢山の随筆の中から、目ざとく私の名前を拾って正直な御感想を下さったのが、そんな暇など無さそうな超御多忙の世田谷区医師会副会長の神津先生・・・・これにはビックリ。(@_@)

---[chuo-iryo;05972, 00/08/29]------------------------------------------
安藤先生、おはようございます、神津です。

昨日配達された都医雑誌に、中央区医師会代表で、先生の随筆が載っていました。
ちょっと切れが今一でしたが(^o^;、嬉しくなりました。こちらの方でも頑張ってください。
そろそろ、都医の医療情報検討委員会の委員で出てきてはどうですか?

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神津 仁 Hitoshi Kozu M.D., Ph.D.
E-mail:toshi88@ff.iij4u.or.jp
URL:http://www.iijnet.or.jp/SYPIS/
あかるく、あせらず、あきらめず!
いつも心に太陽を!!
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都医雑誌  「オフミ」   中央区医師会 安藤潔

 開業医となり毎日一人で診療していると、医局で気の合う仲間と交わしたお喋りを、ふと、懐かしく思い出すことがあります。勿論、日々の診療では内科医として患者さん達と会話を交わしますが、それは概ね病気に纏わる気の抜けぬ話し合いであり、医局での医師同士の気楽なお喋りとは趣きが異なります。出身医局とは遠く離れた場所で開業した私にとって、大学の医局に変わるものとしては地区医師会が挙げられます。しかし、たまに学術講演会などで医師会館へ出掛けても、殆ど知り合いも居らず、普段は交流も面識も無い他の会員の先生方と、同席したからと言って気楽に話せる訳でもなく、終われば誰と喋るでもなく帰宅する、という具合でした。その一方、趣味のテニスでは仲間も沢山出来て、時には楽しくコンパも開き、益々、医師会からは足が遠のきました。
 そんな折、パソコンを購入してインターネットの世界でも覗いてみるか、と思ったのが2年前でした。初めのうちは厚生省や日医のホームページ(HP)等を眺めたり、数人のテニス仲間とメールのやり取りをしていたのですが、メーリングリスト(ML)といって、参加者の誰かが発信すると参加者全員に配信される、という仕組みがありることを知り、早速、姫達磨ML、実地医療研究ML、臨床検査ML、救急医療ML、医療と人権のMLなど、様々な医療系MLに参加してみました。
 毎朝、パソコンを起動してメール送受信ボタンを押すと、アチコチのMLから配信が沢山届きます。その内容は興味深い日常診療の話や各地の地区医師会の話題などから他愛もない無駄話の類まで様々で、診療の合間に面白そうな配信からポチポチ読んでは感想を返信したり(レスをすると言いますが)、また、診療中に誰か専門医の意見を聞きたいなと思えば、直ぐにその分野のMLへ発信してみます。と、程なくアチコチの先生方から「な〜るほど」と思うようなレスが届くのです。まるで毎日、全国の先生方と医局でお喋りしながら診療をしているようで、以前に感じたような孤独感はいつの間にか無くなりました。
 こうして全国各地に親しい仲間が増えて来たころ、或るMLでオフミをやろうということになり、オフ・ミーティング、即ち、コンパかな、と気楽に出向きました。勿論、初対面の方々ばかりなのですが、そこは普段からMLでやり取りしている面々、旧知の間柄のように楽しい会話が弾みます。そんな時、或る年配の方がカバンから何やら分厚い資料をゴソゴソ取り出して、さて、今日はこの件について討論しましょう、と言い出しました。あれ、今日はオフミじゃないんですか、と尋ねたら、そうですよ、オフ・ライン・ミーティングです、と言われて、一堂、ギャフン。まあ、この時はその方のお茶目だったのですが、オフミというものは単なるコンパではなく、メールではお互いに伝え切れぬ部分を会って話し合おうという場であることを知りました。
 それからは寧ろ、メールは人と出会う為の単なるツールであり、MLは全国各地の素晴らしい人達と繋がっている回線、そして知り合った様々な仲間達と直に有意義な会話を楽しむ場がオフミである、ということを実感しているこの頃です。