新型インフルエンザ・メモ2009
安藤@荒川医院:過去記載はこちら、H5N1はこちら、2010版はこちら

H1N1関連
  1. 知っておきたいこと。殊に簡易検査陰性で臨床診断する際にはこちら。(^-^;)ゞ
  2. 新型インフルエンザ関連情報(厚生労働省):関連法令・通知・事務連絡
    1. 新型インフルエンザの発生動向(11/20)
    2. 新型フル(A/H1N1)ワクチン接種事業
      1. 新型インフルエンザ(A/H1N1)ワクチンの接種に関する事業実施要綱
      2. 受託医療機関等における新型インフルエンザ(A/H1N1)ワクチン接種実施要綱
      3. 基礎疾患の手引き ⇒ PC画面で見るならこちら接種慎重
      4. 新型インフルエンザワクチンの接種に当たって・・・こちらも。(^-^)ゞ
    3. 1回接種の勧告(IDSC)厚労省前倒し要請(11/10)⇒接種回数・スケジュール変更(11/17)WHO勧告(11/2)⇒接種回数変更(12/16)、
    4. 副反応(10/1910/23医療関係者)、購入価格10ml製剤同時接種参考)、
    5. 治癒証明書は不要(10/19;文部科学省)     
  3. 推奨される感染対策(感染症情報センター;8/25改訂)・・・動画:予防編受診と療養編
    1. 一般医療機関における新型フルへの対応(第2版)(11/5:感染症学会
    2. 新型フル重症肺炎・ARDS治療戦略小児科学会;9/19)、参考:臨床像(9/15)・・・1〜5歳投与量)、脳症の診断基準(厚労省)、急性脳炎(10/14)、動向(11/19)、
    3. 妊婦もしくは褥婦に対しての新型インフルエンザ感染(H1N1)に対する対応?Q&A(11/9:日本産婦人科学会
    4. 糖尿病のある方の新型フル対策(9/14改訂;糖尿病情報センター)
    5. 医療機関におけるハイリスク者に関する感染防止策の手引き(6/1)
    6. 第二波への準備:現在のアウトブレイクから学ぶこと(IDSC;9/15)
    7. 家庭内などでの清掃・消毒について
    8. コンビニ受診を止めよう・・・症状別フローチャート(9/13)
    9. パンデミック(H1N1)2009の臨床像診断そして治療(9/1)⇒重症患者の臨床像(WHO:10/16)
    10. 米国CDCの職場向けガイドラインと我が国での展開(8/19)・・・隔離期間(9/29)
    11. 海外派遣企業での新型フル対策ガイドライン(8/12)・・・6頁目に自己治療
    12. CDCガイドライン8/25改訂版 ⇒ Antiviral(9/8)
    13. パンデミックインフルエンザワクチンの現状(10/3)
  4. 新型インフルエンザ専門家会議は健康局から検索
  5. 厚生労働省首相官邸・・・ベースは5/86/21
    1. 新型インフルエンザ(A/H1N1)ワクチン接種の基本方針(10/1)⇒10/1610/1810/2012/15
      1. 基本的対処方針新旧対照表参考資料
      2. 医療の確保、検疫、学校・保育施設等の臨時休業の要請等に関する運用指針(二訂版)、新旧対照表
      3. 新型フル・ワクチン接種の基本方針スライドQ&A
      4. 新型フル・ワクチンの接種について事業実施要綱
      5. 受託医療機関等における新型フル・ワクチン接種実施要領(案)⇒PCで見るならこちらこちら(^-^)ゞ
      6. 医療体制についてサーベイランス体制について
    2. 学校・保育園等の臨時休業要請の基本的考え方(9/24)、労働基準法(9/18)
    3. 保険医療機関の時間外診療(9/15)
    4. 8/27:基礎データワクチン予防接種比較カンガエルーネット ⇒ シナリオと体制確保、⇒ ワクチン基本的考え方(9/8)
      1. 直近情報集より:厚労省のシナリオ(8/28)、WHOのシナリオ(8/30)、
    5. 6/16:軽症は全地域で原則、自宅療養へ6/19:厚労省運用指針(改定版概要版)、6/25:改訂の趣旨Q&A:7/9版受診・療養の手引き)、7/23版8/31版
    6. 6/10:新型インフル第2波に備え、毒性に応じ3段階区分
      1. 参考:メディカル・アクションプログラム仙台市
    7. 5/22:政府の新たな対策
      • 今回の新型インフルエンザは季節性インフルエンザと類似点が多いが、基礎疾患がある人ら乳幼児・小児も)の重症化に注意が必要。感染拡大防止と重症化防止を目的に対策を講じる。
      • 各地域の感染レベルが異なる現時点では、従来の国の行動計画をそのまま適用するのではなく、弾力的な運用が必要。発生地域を2グループ化し、どの地域かは各都道府県などが厚生労働省と相談して判断する。
      1. 基本的対処方針(5/22;Q&A
      2. 新型インフルエンザに係る症例定義及び届出様式の再改定について(1〜2ページ(PDF:321KB)、 3〜8ページ(PDF:379KB)、全体版(PDF:803KB))
      3. 診断の流れ・Q&A・連絡様式(5/24)⇒サーベイランス強化(6/10)
      4. 予防投与FAX等による処方診療報酬軽症者対応外来診療
      *国の通知(5/22)からは渡航歴等が削除されたが、都の方針はこちらでズレがあり、医療の現場は混乱。(参考:都知事会見詳報
  6. 東京都の対応東京都福祉保健局都感染症情報センター都防災HP
    1. 9/25:東京都が流行注意報発令都内の発生状況(9/25)、
    2. 新型インフルエンザの相談・医療提供体制を変更(7/11)
      • 今後の患者数の増大に対応すると共に、重症患者に対して適切な医療を提供できるようにする為、1)全ての一般医療機関における外来診療、2)感染拡大の早期把握に集団施設での早期探知(クラスターサーベイランス)、3)ウイルスの性状変化の早期探知に病原体サーベイランス。
    3. 大流行期の医療機関登録に関わるFAQ(5/13):
      1. 外来診療についての特別な施設基準は不必要です。各施設が出来る範囲で工夫して下さい。(1/3が発熱せず簡易検査の4割陰性1957年以前生まれに免疫か推奨感染対策嘱託職員休業補償標準予防策
      2. 新型インフルエンザの診療を行った診察室などについて、通常の清掃以上の特別な消毒などは不要です。(次亜塩素酸ナトリウム・アルコール消毒が有効
    4. ガイドライン暫定版(09/4)、対策の概要(アラート症例定義・発生届)、慢性期発熱外来
    5. H1N1診療アルゴリズム・感染拡大防止に努める地域用(国際医療センター)
  7. 医療施設におけるブタインフルエンザA (H1N1)ウイルス感染が確定もしくは疑われる患者の診療における感染制御の暫定ガイダンス(CDCによるガイダンス:仮訳)(PDF:211KB) 
  8. 新型の豚ウイルス流行、2月に警告 欧州の研究者ら
  9. 新型インフルエンザと対応(危機管理について)     

知っておきたいこと

新型インフルエンザ治療上のポイント厚生労働省HPより)
  • 罹患者の注意深い経過観察 ・・・ (参考:肺炎⇒呼吸障害SpO2チェック)、脳症⇒見当識障害
    • もともと健康な方でも、次のような症状を認める時は、直ぐに医師に相談して下さい。
      小児 大人
      ・呼吸が速い、息苦しそうにしている
      ・顔色が悪い(土気色、青白いなど)
      ・嘔吐や下痢がつづいている
      ・落着きがない、遊ばない、反応が鈍い
      ・症状が長引いていて悪化してきた
      ・呼吸困難または息切れがある
      ・胸の痛みがつづいている
      ・嘔吐や下痢がつづいている
      ・3日以上、発熱が続いている
      ・症状が長引いていて悪化してきた
           
    • 注意すべき10項目はこちら(12/16;小児科学会)
        
    • インフル脳症の注意点:・・・手渡し資料(12/5:加来Dr作成)
      日本小児科学会提言(8/17) こんな行動に注意 厚労省新指針(9/4)
      • 以下の症状がみられたら医療機関(小児科であることが望ましい)を受診すること:インフルエンザ様症状(発熱、気道症状)に加え
        1. 「呼びかけに答えない」など意識レベルの低下がみられる、
        2. 痙攣重積および痙攣後の意識障害が持続する、
        3. 意味不明の言動がみられる、
      • 強い解熱剤(例:ボルタレン、ポンタールおよびこれらと同様の成分の入っているもの)はインフルエンザ脳症の予後を悪化させるので、必ず解熱剤はかかりつけの医師に相談して用いること
      • 高いところから飛び降りようとする、
      • 夜間に包丁を持って家族を襲おうとする、
      • 居るはずがない家族、友人、知人がいると言う、
      • 大声で叫んだり、奇声をあげたりする、
      • 知っている単語を意味なく繰り返す、
      • 突然、歌をうたう、
      • 舌を何度も出すなど、無意味な動きをする、
      • 理由もなく笑う、泣く、叫ぶ、怒る、暴れる、
      • 視点が定まらず、喜怒哀楽の表情がない、
      • 何でも口に入れてしまう、
                 
  • 罹患者自身のキチンとした自己隔離
    • 同居している家族への感染を確実に予防することは困難です。ただし、なるべく感染しないように、以下のことを心掛けて下さい。
      • 患者であるあなたは・・・
        1. 咳エチケットを守りましょう
        2. 手をこまめに洗いましょう
        3. 処方されたお薬は指示通りに最後まで飲みましょう
        4. 水分補給と十分な睡眠を心がけましょう
      • 患者の同居者は・・・
        1. 患者の看護をした後など、手をこまめに洗いましょう
        2. 可能なら患者と別の部屋で過ごしましょう
        3. マスクの感染予防効果は限定的ですが、患者と接する時には、なるべくマスクを着用しましょう
        4. 患者の使用した食器類や衣類は、通常の洗濯・洗浄及び乾燥で消毒できます。
        5. とくに、持病があったり、妊娠している方などが同居している場合には、なるべく別の部屋で過ごすようするなど、より確実な感染予防を心掛けて下さい。また、念の為、かかりつけの医師に相談しておきましょう。
    • 外出について:
      1. 熱がさがっても、インフルエンザの感染力は残っていて他の人に感染させる可能性があります。少なくとも熱がさがってから2日目までは外出しないように心がけましょう。
      2. 但し、現在流行している新型インフルエンザについては、発熱などの症状がなくなってからも、しばらく感染力がつづく可能性があります。ですから、周囲の方を守る為、さらに発熱や咳(せき)、のどの痛みなど症状が始まった日の翌日から7日目まで、できるだけ外出しないようにして下さい。

家庭内などでの清掃・消毒について (出典はこちら
  1. 患者さんが使用している部屋や物品への対処;
    場所・物品 対処方法
    部屋の床 濡れたモップや雑巾による拭き掃除を行う
    ドアノブ、便座、スイッチ、手すり、
    テーブル、椅子など
    消毒薬(下記)でふき取る
    食器・衣類・シーツ・浴槽など 通常の食器の洗浄、洗濯、浴室の清掃を行う
       
  2. 消毒の種類と方法:
     部屋や衣類などに患者さんの血液・排泄物・体液(汗を除く)が付着している場合は、以下のいずれかの方法で消毒する。薬剤をスプレーするのは、ウイルスを舞い上げたり消毒不十分となること、自分自身が吸い込む可能性があるので薦めない。清掃・消毒の際には、手袋・マスクとメガネなどを着用。。
    消毒用
    エタノール
    薬局などで購入できる「消毒用エタノール」を、ペーパータオルなどにしみこませて必要な箇所を拭き取る
    次亜塩素酸
    ナトリウム
    ハイター、ブリーチなどの薄め液をペーパータオルなどにしみこませて必要な箇所を拭き取る(薬剤のうすめ方は下記を参照)
    熱水消毒 衣類や食器を80度・10分以上で消毒する
      
  3. 参考:ハイター等の薄め方:
    1. 市販の漂白剤:塩素濃度約5%の場合
      濃度
      (希釈倍率)
      用途 希釈方法
      0.02%
      (200ppm)
      衣類の消毒や物品の
      拭き取りに使用
      2リットルのペットボトル1本の水に10ml(ペットボトルのキャップ2杯)
      0.1%
      (1000ppm)
      嘔吐物・ふん便・体液
      (血液など)の処理に使用
      500mlのペットボトル1本の水に10ml(ペットボトルのキャップ2杯)
    2. (注)次亜塩素酸ナトリウムは金属を腐食させる為、金属部分に使用した場合は10分程度たったら水拭きする。また、塩素ガスが発生することがあるので、使用時は十分に換気を。